きっかけはなんだったろうか。
たしかYouTubeの人が自己啓発本でお勧めしてたからだ。
自己啓発本としてはめちゃくちゃ有名らしいのだが、知らなかった。
「自分の中に毒を持て」
非常にインパクトのある言葉だ。
まだ前半部分はしか読めていないが、岡本太郎の言葉にハッとさせられる。
岡本太郎ってどんな人なんだ?
私は「芸術は爆発だ」の人ってイメージ。
あとは「太陽の塔」と、漫画ナルトの爆弾野郎のイメージ。
岡本太郎は、人生は常に2つの道があり、その選択の連続であるという。
そして、迷ったら自分にとって危険な道を進めと。
これは凄く難しい事だと思う。
けど、共感出来ることもある。
私自身、群馬から千葉へ異動する時、「なんでこんなに環境も良いし、数字だって良いのに異動するんだ?何か悩んでる事があるのか?」と言ってくる人もいた。
たしかに群馬での生活は楽しかったし、職場環境なんていつも笑顔で冗談も飛び交う良い職場だった。
実際、いま千葉に来てしんどいですよ。
慣れない仕事、新しい同僚、上司、結婚して生活環境もガラッと変わりましたから。
「どっちの環境が良かった?」って聞かれれば、「ぐんま!」と即答します。
けど、「後悔してるか?」と聞かれれば「後悔はしてない」と答えます。
「安定」とか「楽だから」とかって環境にずっといるのは好きじゃないのかも。
学生時代はなんにもやりたい事なかったので、とりあえず良い大学行って、大手の会社に就職したいとか本気で思ってましたが、
今思うとほんとにどうしようもない考えだし、何より学費を出してくれてた親に申し訳ない気持ちです。
おかげさまで就職活動は上手くいきませんでした。けど、最初の会社でブラック企業を経験できたのは良かった。今思うと。
岡本太郎は、己の敵は常に自分自身であり、過去や未来は関係なく、今この瞬間を生きろと言います。
どうせ何もなくてもみんな死んでしまうわけですし、自分の人生楽しく生きていきたいもんですね。