「名作中の名作。世界を正しく見るために欠かない一冊だ」
そんなビル・ゲイツの大絶賛コメントが帯になったこの一冊。
世界100万部超の大ベストセラー「FACTFULNESS」を読み終えました。
最近在宅勤務で時間あるので読書にハマってきてます。
この間はこんな本読みました。
さて、今回の本は大変話題になっており、
本屋さんのビジネス書コーナーに行けば目立つ位置に置いてありますので、
読んだことなくても見かけたことはある方も多いのではないでしょうか?
本日は【読書記録】ということで簡単に感想をまとめておきたいと思います。
FACTFULNESSってどんな本?
この本は、世界の貧困や、教育、環境、エネルギー、人口問題に対しての思い込みから目を覚まさせてくれる本です。
「10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」
表紙にも書いてありますが、「何故思い込みをしてしますのか?」データを基に丁寧に解説してくれます。
例えば私達はなんとなく漠然と
「アフリカの方の発展途上国の人たちはいまだにずっと過酷な生活環境の中で暮らしている」
「世界は『豊かな国』と『貧しい国』に分けられている」
というように考えていませんでしょうか?
おそらく募金などを呼びかけるCMや、世界情勢を報道するメディアの影響が大きいかと思いますが、その結果
「世界は依然として富裕国と貧しい国に分けられてる」と誤った認識をしてしまっております。
ですが、現実には昔と比べて世界は確実に豊かになってきており、病気で亡くなる子供の数や、学校に行けない子供なんかも驚くほど減ってきているそうです。
そして面白いことにこの勘違いは頭の良さとは関係なく、多くの人達が誤った認識を持っているというところ。
(本の中では知識レベルの高い人達の勘違いもたくさん紹介されています)
思い込みって怖いですねー
結構厚みのある本ですが、なかなか読み応えのある内容です。
「何故人は思い込みをしてしまうのか」
このことは世界についての誤解を解いてくれるだけでなく、
日常生活において、またはビジネスにおいても新しい視点を与えてくれる気がします。
興味のある方はぜひ手にとってみてください。
ではでは。
FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
- 作者:ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド
- 発売日: 2019/01/01
- メディア: Kindle版