駆け抜けて墓場まで

妻と娘と共に静岡から東京に転勤した30代男です。カメラはx100v、靴はニューバランス、植物は塊根&アガベが好きです。買って良かったものなど発信。

マーケの悪口

カーテンウォールに反射するビルの写真

 

営業の仕事してるとマーケティング部門の不満って絶対出てくるんですよ。

 

本社はマーケが考えた戦略を我々営業に落として来ますが、現場からしたら

「そんな事やって意味あるのか?」

「もっと相手に刺さるようなキーメッセージを考えてくれ」

「何の意味があってこれやってんだよ」

 

などなど不満はつきません。

私のメンバーにも指示が降りてくるとすぐ反論される方がいます。

 

私もたしかにマーケの戦略はどうなのか?と思うところがあります。最近国内のスーパーマーケターである森岡毅さんの本を読んだからなのか、尚更自社のマーケに不安があります。

 

営業で成果出して、本社のマーケに入るパターンとかよくあると思いますけど、マーケに関しては外部から優秀な方を採用してほしい。ホンマに。

 

でも、こうも思うんですよね。

「所詮サラリーマンなので上からの指示に従ってやるしかないんじゃないか。それなりの給料貰ってるわけだし。」

 

「文句言うなら自分で変えていくしかないのでは?」と。

 

 

 

昔、住宅営業していたとき、当時は酷かったです。無駄な飛び込みばかりやらされて、数字は上がらず、会議ではみんな吊し上げ、深夜までカエレナイ。

 

「どうすれば売れるんだ?」と。

今となっては入社1年目のやつらにそんなことして何の意味があるのか分かりませんね。

みんな数字が厳しかったので、1年目をちゃんと教育している余裕なんかなかったのでしょう。

 

そんなある会議で、40後半くらいのおじさん営業マンが、当時の部長に「こんなこと続けてたらダメですよ!」的な反論をされたことがありました。

 

私はその方の発言を聞いて、「あぁこの人は私たち若いやつらのことも考えてくれて良い方だなぁ」と嬉しくなったのを覚えてます。(実際に人情味溢れるとても良い方です)

 

 

しかし、その後各店舗に帰った時、店長と先輩の印象は全く違っていました。

 

先輩「さっきの○○さんの、どう思いますか?」

 

店長「いやー、まぁたしかに言いたいことは分かるんだけどさ。それはまず結果出してからだよなー。売れてないのに意見だけしても」

 

 

 

まだ若かった私は驚きました。

この営業の世界では「意見が正しいか正しくないか」は関係なくて、結局「実績があるかどうか」が大事であると学びました。

 

 

 

マーケの悪口言うのは簡単ですよね。

でも、それでお金もらってますよね?

この仕事ワークライフバランスも良いと思いますし。

 

そんなに文句があるなら営業部長が来た時に直接言えばいいのでは?

私たちのマネージャーが年下マネージャーだから、言いやすい人にだけ愚痴ってません?

 

そんな文句言われたってマネージャーは「この人は鋭い意見をくれるな!」とかって評価しませんからね。

 

ただ文句ばかりのネガティブな方だと思われますよ。

 

 

常に「どうやったらできるか」を前向きに話し合えるチームにしていきたいです。

愚痴はコロナ明けたら飲み屋で。

 

そんなこと思った日です。

 

では。