本日は読書記録です。
在宅勤務になってから本をよく読むようにしております。
今日、ご紹介するのはこちら
「伝え方が9割」佐々木圭一
実家に帰った時に兄貴の本棚にあったのを拝借してきたものです。
よく書店なんかでも見かけていたが手に取ることはなかった一冊。
率直な感想としては、面白かった!!
正直最初は期待していなかったんです。
「人は見た目が9割」とかみたいな「9割シリーズ」だろ?
くらいにしか思っていませんでしたし。
ところがどっこい読んでみると非常に読みやすく、
またすぐに実践できそうな内容で、あらゆることに役立ちそうです。
「伝え方が9割」ってどんな本?
著書はコピーライターの佐々木圭一さん
上智大学大学院を出て、博報堂に入りコピーライターとして配属されたという輝かしい経歴。
しかし、筆者はもともと人に何かを伝えるのは得意ではなかった。
にも関わらず何も分からぬままの配属であったため非常に苦しみ、ストレスで激太りしたそう。
ただそんな中で見つけた「強いコトバ」を生み出す方法をこの本の中で紹介しております。
この本で面白かったのは、「伝え方には技術がある」という点。
なんとなくコピーライターみたいに、人に刺さる言葉を考える事ができる人って
「凄い才能があるんじゃないか?」って思いますよね?
しかし、この本の中では、人に感銘を与えるような「強いコトバ」には法則があって、意識的に取り組めば誰でも実現が可能であると紹介しております。
例えば、次のコトバ。
『考えるな、感じろ』
映画「燃えよドラゴン」の名セリフですが、
これって「感じろ!」だけでも意味は通るわけです。
ですが、あえて頭に正反対の言葉を入れることで、
後の言葉が強調され、「強いコトバ」として印象に残るのだそう。
本の中ではどうようの技術を用いた有名なセリフなどが他にもいくつか紹介されております。
このような形で、他にも「サプライズ法」「リピート法」「クライマックス法」などなど、技術的に相手の印象に残る言葉のつくり方が記載されております。
さいごに
有名な「嫌われる勇気」でも「全ての悩みは対人関係である」みたいに書いてありましたが、その対人関係におけるコミュニケーションのほとんどは「コトバ」ですからね。
本書の言う「伝え方が9割」というのはあながちオーバーでもないかも。
「もっとこう言ってくれれば」
「そんな言い方ないよね」
なんて仕事をしていれば毎日のように感じますもんね。
200ページほどで非常に読みやすい本なので、
外出自粛が出ている昨今、週末のお供にいかがでしょうか?
では。
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